東京都の島嶼部を船で結んでいる唯一の会社、東海汽船。
東海汽船からソーシャルディスタンスを保ちつつ、GoToキャンペーンを使わずにお得に伊豆諸島に行けるお得なきっぷが発売されました。
名前は「さるさるきっぷ」。
今回は東海汽船が発売した「さるさるきっぷ」の特徴と注意事項を紹介していきます。
有効区間
有効区間は東京〜大島・利島・新島・式根島・神津島の往復です。
下船する島は好きな島を選ぶことができます。
有効期限
出発日から4日間です。
東京発の便は22時発なので、島では最大2泊することができます。
利用できる便
利用できる便は1日1便のみです。
東京発→各島行
東京 | 大島 | 利島 | 新島 | 式根島 | 神津島 | |
発着時刻 | 22:00発 | 6:00着 | 7:40着 | 8:35着 | 9:05着 | 10:00着 |
各島発→東京行
神津島 | 式根島 | 新島 | 利島 | 大島 | 東京 | |
発着時刻 | 10:30発 | 11:25発 | 11:55発 | 12:50発 | 14:30発 | 19:00着 (土休:19:45着) |
料金
大人10,000円。こども5,000円です。
どの島で下船しても同じ金額です。
参考:通常運賃(片道)
時期により運賃が変動しますので、今回は参考として3月にの運賃を掲載します。
東京〜 | 大島 | 利島 | 新島 | 式根島 | 神津島 |
2等 | 4,290 | 4,770 | 5,770 | 5,770 | 6,120 |
特2等 | 6,440 | 7,160 | 8,660 | 8,660 | 9,180 |
利用できる客室
往復とも特2等室を利用できます。
特2等室は、2段ベットタイプで、カーテンを閉めればプライベート空間を確保することができます。
なお、等級変更やランクアップはできませんので、当日個室に空きがあっても変更することはできません。
一番安い座席だと、カーペットやリクライニングシートですが、
特2等室なら密を避けて移動することができるので、コロナ対策も万全です。
さるびあ丸について
東京〜神津島に就航している船はさるびあ丸です。
この船は2020年6月に就航した新造船です。
ここからは館内設備について紹介します。
レストラン
島海苔塩ラーメン・明日葉カレーを始めとした食事から、おでん・フライドポテトなどの軽食、ビール・小笠原チューハイなどのアルコールまで販売しています。
営業時間は限られていますが、乗下船時間に合わせた営業時間になっています。
自動販売機
ソフトドリンク・アルコール・アイス・パン・お菓子などの自動販売機がついています。
シャワー
コイン式で5分100円で、ドライヤーもついています。
石鹸・タオルは無いので、事前に準備する必要があります。
その他
この他、授乳室・冷蔵ロッカー・喫煙室がついています。
まとめ
今回はさるさるきっぷについて紹介しました。
似たようなきっぷで以前「島島きっぷ」というきっぷがありました。
このきっぷはリクライニングシート限定で大島まで4,000円その先の島は7,000円という価格設定でした。島島きっぷの方がリーズナブルですが、コロナ禍の中移動するには特2等室が適していると思います。
今、大島では椿まつり(3/28まで)が開催されていますし、その先の島では海が綺麗で気軽にリゾート気分を味わうことができます。
沖縄や海外には中々行くにくいこのご時世に近場の伊豆諸島でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?
※行く際は現地の医療状況等を十分理解した上で、十分な感染防止対策を実施しましょう。
きっぷの詳細はコチラ(東海汽船公式)
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