PR

青春18きっぷ 2021年度の発売情報解禁

旅行

こんにちは。ぽてさわと申します。
47都道府県全て訪れたことのある経験を生かして、
旅行に関する情報を発信しています。

今回は2021年度の青春18きっぷの情報が解禁されたのでまとめました。
毎年廃止の噂の出る18きっぷ。今年はさらにコロナによる経営悪化や外出自粛の状況が続き、ついに廃止かと思いましたが、今年も無事に発売されることが決まりました。
この記事では、今までの青春18きっぷの基本情報と去年との変更点を解説していきます。

価格と利用期間

価格12,050円
販売期間:2021年2月20日〜3月31日
利用期間:2021年3月1日〜4月10日
販売期間:2021年7月1日〜8月31日
利用期間:2021年7月20日〜9月10日
販売期間:2021年12月1日〜12月31日
利用期間:2021年12月10日〜2022年1月10日

価格は2020年冬に消費税10%に伴い値上げした価格から変更はありません。
利用期間に関しても変更はありませんでした。

今までと変わる利用可能区間

18きっぷはJR全線の普通・快速列車にしか乗車できません。
そのため、新線開通や廃線により利用可能区間が変更になる場合があります。
今年の変更点を紹介します。

新たに使えるようになる区間

今年は18きっぷエリア内での新線開業の予定はないので新たに使えるようになる区間はありません。

新駅はJR東日本奥羽本線秋田〜土崎間に泉外旭川駅が3月13日に開業予定です。

使えなくなる区間

廃線となる路線はJR北海道日高本線鵡川〜様似間(116.0km)が4月1日を持って廃線となります。
この区間はもともと2015年1月の高波に伴う土砂流出に伴い運休となっていました。
これにより、日高本線は苫小牧〜鵡川間の5駅30.5kmの短い路線となり、日高本線と言いながら日高まで列車が行くことは無くなります。

廃駅はJR北海道で18駅(日高本線除く)、JR東日本で1駅です。

使えなくなる列車

東京から西に向かう列車には大きな変化が訪れます。
3月13日にダイヤ改正があり、「ムーンライトながら」「湘南ライナー」「おはようライナー新宿」「ホームライナー小田原」が廃止となります。

ムーンライトながらは東京〜大垣間を結ぶ夜行快速列車で、18きっぷが使える数少ない長距離列車でした。この列車を組み合わせると18きっぷ1回分で東京から九州まで行くことができました。
深夜バスの発達や、使用車両の老朽化に伴い廃止となります。前身の大垣夜行から数えると52年間の運行に幕を閉じます。

湘南ライナー・おはようライナー新宿・ホームライナー小田原は東京・新宿〜小田原を結び、朝夕の通勤客に対する着席を保証する列車で、18きっぷでも乗車できました。
ライナー券が520円で同区間を走る普通車グリーン車に比べて安価なことと、主に特急用車両を使用することから18きっぷの旅の質を上げる貴重な列車でした。
ダイヤ改正後は、特急湘南と名前を変えて運行を続けますが、特急扱いとなるため18きっぷでの乗車はできなくなります。

まとめ

今年の18きっぷは価格・期間・路線ともに大きな変更点はありませんでした。
ダイヤ面では18きっぷの代名詞とも言えるムーンライトながらの廃止がありました。

しかしながら、この時代に18きっぷが毎年発売されること自体が貴重なことであり、いつか必ず18きっぷが無くなる日がきます。
「発売されているうちに使っておけ」の精神で、18きっぷが無くなっても後悔することの無いように、使える時に思う存分18きっぷを使い倒しましょう。

タイトルとURLをコピーしました